ブログ「サイバー少年」

ブログ「サイバー少年」へようこそ!
小学六年生ごろからプログラミングを趣味にしている高校生のブログです。
勉強したことについての記事などを書いています。フリーソフトも制作、公開しています。
(当ブログについて詳しくは「ブログ概要紹介」を参照)

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知的好奇心に青春を捧げた少年の6年間

やけに粋な記事タイトルですが、以前からブログ更新終了のときに書きたいと言っていた「自分史 No.3」です。

「自分史 No.2」を執筆してから3年が経ちました。
(記事「ブログ3年間の軌跡をたどる」)

あれから3年ですね。
上記リンクの記事で書いてあるように、ちょい昔は時の流れというのが異常に早く感じたのですが、
最近は時の流れなんて、こんなものかと思うようになりまして、むしろ早いなぁとか思わなくなってきました。

ですから、この3年間は早すぎるとか、そういう感じはしないですね。


さて、今回は「自分史 No.1」(記事「プログラミングを始めたキッカケ (自分史)」)のスタイルを踏襲して、物語形式で書いていきたいと思います。
少し「自分史 No.2」のような現在の視点から振り返るという書き方も含めた、ハイブリッドな形式になっています。

ブログ1年目から3年目の詳細は「自分史 No.2」に譲りますが、一応、このブログをやってきた6年間の総括をしていきます。





「自分史 No.1」に書いたような経緯で私はプログラミングにハマり、ソフトウェアを公開したり勉強したことを日記のようにつづる目的で当ブログを開設しました。

当時は自重していましたが、私は正直、「小学校からプログラミングかなり習得してて、中学一年生のプログラマとか超すげえじゃん、こりゃ評判呼ぶわ」と内心では相当な自信を持っていました。

たしかに、小学生にしては、なんちゃってとかじゃなくて、プロ並みの知識を得ていたので、かなり珍しい子供であったとは思いますね。

そして、様々なコンテンツを発信し6年間、人気ブログとしてやっていける自信を持っていました。


実際、記事「HTMLはファイルサイズの無駄遣いだと思う。」がTwitterなどで、かなり評判を呼んだので、間違った自信ではなかったのですが、私が期待していたような“評判”とは少し違いましたね。

もう一度、一発当てたいなというのは、この6年間ずっと画策しつづけてきました。
そこで、ブログ活動の前半はソフトウェアの開発に尽力していました。


しかし、なかなか世間というのは期待通りの反応を示してくれる存在ではなく、いくつかソフトを放ちましたが、あまりウケませんでした。

ただ、3年目に放った「サルでもわかる小遣い帳」をVectorに公開していたら、Vector様にレビューを書いていただけたのは光栄でしたね。
(記事「Vector様が「サルでもわかる小遣い帳」のレビューを書いてくださいました!」を参照)

コメントされたとか、そういうのは無かったのですが、毎月Vectorから公開中のソフトのダウンロード数の集計がメールで送られていまして、レビュー効果でダウンロード数が一気に増え、“家計簿”カテゴリのソフトの人気度ランキングも急上昇しました。

現在は全盛期より下がりましたが12位と、まあ比較的に上位をキープしている最近この3年間です。


というふうに、ちょっと成果を出したりしたのですが、だんだんと年齢が上がっていくにつれ同年代の優秀なプログラマが台頭するのは世の常です。

私も高校生ぐらいになると、自称ですが「プログラミングの出来る奇才中学生」から、「プログラミングの出来る普通の人」になってしまいました。

それによって話題性に劣ることは理解していたので、高校生以降は普通の人という立場からでも注目を得られるように高品質なブログ記事を執筆することを心がけてきたつもりです。

まあ、ブログ記事に対する向き合い方については、次の章で語りたいと思います。


しかし、ブログ開設当初に思い描いていた現在の当ブログのイメージには、なかなかたどり着けませんでしたね。
世間の評判について言えば一発屋で終わってしまったと思います。
(記事「HTMLはファイルサイズの無駄遣いだと思う。」)

しかし、その一発が作り上げた地盤は大きく、この一発以降、当ブログは現在まで多数のアクセスを維持しつづけています。

コメントとかほとんど無いですし、人気ブログとは言えませんけどね。

当ブログの更新終了後は、もちろんアクセスが減っていくと思いますが、どんなふうにフェードアウトしていくのか見ものです。




ソフトウェアを開発するには、準備として技術の習得が必要ですが、それは私が技術の勉強をすることの動機の、二つあるうちのひとつでした。

もうひとつの動機は、純粋なる知的好奇心によるものです。

そもそも小学生のころから、ソフトウェアを作りたいということと、技術について学びたいという知的好奇心の、二つの動機が等しいくらいの比率で私をプログラミングに熱中させました。

さらに言えばソフトウェアを作りたいと思う動機が、ソフトウェア開発を通して技術を学びたいということだったりするので、知的好奇心は大きかったですね。


ただ、「サルでもわかる小遣い帳」を作っていたころは、もう私が作る程度のソフトウェアを作るには十分な知識を得ていたというのもありましたので、
この知識を使って大規模なソフトウェアを開発してやろうという前者の意識が強かったです。

このソフトウェアで一年弱ほどプログラミング作業を根気強く続けて、完成後はソフトウェア開発というものに疲れ果ててしまった記憶があります。

その後、Microsoft Silverlightで手軽に制作したソフトウェアを公開したりしましたが、もっと技術を磨こうということで、純粋な知的好奇心から技術を学ぶ方向にメインは移っていました。

ようするに、ソフトウェア開発という、技術習得の動機の片方が消滅してしまって、知的好奇心だけが残った状態になったわけです。


しかし、この知的好奇心は私を勉強に熱中させました。

私は昔から完璧主義の気があって、知識欲においても知らないままにしておくということが、非常にむずがゆい性格だったんですよね。

ということで、なにか興味の対象を発見し、調べて、判明したことをブログ記事にするというのが、当ブログの活動においてもメインとなりました。

学んだ知識を記録に残すことが出来るのと、それをシェアすることで閲覧者の利益にもなり、当ブログもアクセスが増えるという、良いことだらけなので、そのようなブログの運営の方針は揺らぎませんでした。


興味の対象はいくらでも出てくるので、初期のころは記事ネタには困りませんでしたね。
まあ、後述する数学との出会いなどがあって、興味の対象に出逢うという衝動的な知的好奇心ではなく、目標を決めて計画的、体系的に学問を習得するというスタイルに現在は変わっているんですけどね。

ただし「何か新しいことを知りたい」という知的好奇心そのものは、現在までずっと燃え盛っています。


知的好奇心は燃え盛っているのですが、目標を決めて計画的、体系的に学問を習得するスタイルに変わった要因には、まず「サルでもわかる小遣い帳」という長期的なプロジェクトを地道に進めていったことで、長期的なスタイルに慣れたということがあります。

さらに、ソフトウェア開発のときは、ちょっと書き方が分からない箇所があって、そこを調べて小さな知識を得るというゲリラ的なスタイルが主なのですが、
純粋に学問を習得することだけが目的になると、「これからは〇〇を学ぼう!」と、計画を立てるものです。

サルでもわかる小遣い帳」を作り終えたりした後の一年で、あまり開発をしなくなったブログ4年目は、GoFデザインパターンなどを計画的に学んでいました。

突発的な思いつきによって始めた勉強もあったのですが、それも、このころ以前は数日かけて理解できなかったら他のことを始めていたのに対して、このころは数ヶ月単位で根気強く勉強していましたね。


しかし実はこの一年って、あんまり勉強量は多くなかったのですが、正規表現やWPF、PowerShellなんかについて、ついばんでいました。

XMLのDTDについても学びましたが、今では全く内容を覚えていないし、XML Schema勉強しろよ、という感じで私の勉強人生の中で、意味がなかった勉強ナンバーワンだと思いますね(笑)

正規表現とかPowerShellは、かなり役に立っています。


また、衝動で技術を習得していたころは、なにか興味の対象を発見しなければ勉強を始めないため、勉強をしないときは全然していませんでしたが、
計画を立てて勉強するようになってから、今日も勉強の続きをしなければという気持ちになり、毎日とまでは行きませんが継続的に勉強をするようになりましたね。


そして、この一年の終わりのほうで、私が計画的、体系的に学問を習得するスタイルになる決定的な出来事、数学との出会いがあります。

数学は特に長期計画なので、ときどき休憩をはさみますが毎日、少しずつ勉強を続けるようになりました。




数学については情報学と親和性が高いので、ブログ初期のころから疑問に思ったことを考察してみたり、当時中学生なのに高校数学をインターネットで勉強してみたりしていましたが、

大学レベルの、体系的な理論を勉強することを始めたのはブログ4年目の終わりごろです。

実はもっと前に、ブログ3年目の「サルでもわかる小遣い帳」が完成したあたりから、放送大学のテレビチャンネルで3ヶ月かけて記号論理学について学んだことがあって、
これが大学レベルの、体系的な理論を最初に学んだものだったのですが、規模がなんちゃって程度です。

教え方もガチの数学のそれとは異なり、ハウツーと利便性を基にしたものでした。

それで、これは論理学というものが数学の一派ですが、プログラミングの条件式などで使うため情報学との親和性が大きくあるということで、あくまでも情報学の勉強のひとつとして勉強し始めたんじゃないかと記憶していますね。

ただ、命題の論理式による表現方法や、タブローなど、論理学としての面白さにハマりました。


しかし、3ヶ月で学び終えてしまって、しばらく論理学とはご無沙汰でした。
ただ、論理学に対する興味は持ち続けていて、ブログ4年目の終わりのごろに再び、ある京都大学の教授のウェブサイトで、より数学的で体系的な理論になっている記号論理学(数理論理学)にリトライすることにしました。

これも記憶では、数ヶ月で読み終えるだろうと考えていたんだと思いますが、結局は10ヶ月ぐらい掛かった大物でしたね。
このとき、私の頭が悪いからというだけかもしれませんが、数学の理論を読むのは長い期間を要するのだと知りました。

計画的、体系的に、やらなければならないということですね。


このサイトはそれまでの情報学的なアプローチではなく、定義、命題の証明を中心とした、いかにもな数学のテキストだったのですが、初めてこのような形式の学問に触れて、その難易度に驚きと畏怖の念を抱きました。

その一方で、私の知的好奇心が大きく刺激されます。

情報学の勉強をしていたころから、色々なことを覚えるより、仕組みを、ロジックを考察することのほうが好きでした。

とは言っても情報学は多様な知識を覚えることを要求する側面も強いのに対し、数学はロジックを考える要素がほとんどを占めています。
私の知的好奇心のメインは、知識の量を蓄えることではなく、理解できないものが理解できたときの喜びを求めるものだったのです。

考えるのは難しいです。
しかし楽しいわけですね。

知的好奇心、つまり未知への挑戦は、難度への挑戦でもあります。


その時点で数学は情報学よりハマりましたね。
そして私が求めていた学問とは、これであるのだという確信は、数学の勉強を進めるほどに強くなっていきました。


数理論理学の勉強を終えたあと、一応は当ブログはプログラミングについてのブログですから、F#の勉強をするのですが、これも気づいたら数学的なアプローチによる理解になっていましたし、

なにより、数理論理学の勉強を終えたあとは図書館で群・環・体の本を借りてきて勉強を始めました。

そちらのほうがだいぶ、長く続いて、昨日の今日までやっていましたね。

この頃では、完全に数学に興味が流れており、プログラミングについての勉強は、ほとんどやらなくなりました。


最近でこそ、前述のソフトウェア開発に対する疲れのように、数学疲れを発症して、数学の勉強を休止して基本情報技術者試験の勉強をしていますけどね。

今後の未来の話をしますと、情報学に傾くのか、数学に傾くのか、はたまた何に傾くのか予測できないところもあるのですが、たぶん数学には貴重なものとして触れ合うことになると思います。

それほど(大学レベルの理論的な)数学との出会いは衝撃的で、私の知的好奇心を奪い去りました。


数学に出会ってからの2年間で、数理論理学と群・環・体という、大きな2つの理論を学び終えました。
こんにちでは数学の難易度に対する畏怖の念も少し薄らいで、難しいように見えても、じっくりと向き合えば見えてくるものがあるということを知りました。

論理的な推論を重ねるとか、時には自分でそれを考えるといったような、数学的なアプローチによる勉強にも慣れましたね。

ただ未だに数学に対する苦手意識はあって、今後も鍛錬が必要だなと思っています。




体系的な数学の勉強を始めたばかりのころは、今までやってきたような学んだ技術を記事にまとめるということが難しかったです。

なぜなら、学んでいる対象が大規模なので、最初から説明しようとすると長文になりすぎて定期的に更新し続けることは不可能だったからです。

たまに範囲を限定して、省略できるところは省略して、それでも長文になるのですが体系的に解説する記事を書いたことはありますけどね。
命題論理の記事や、最近では有限体の記事などです。

というわけで、数学の勉強を始めたばかりのころは勉強内容を記事にするということは少なかったのですが、群・環・体の勉強も熟してきたあたりから、
最初から説明するのを諦めて前提知識として要求し、語りたい部分だけを語るということを始めました。

欠如している点が無いように最初から最後まで語り尽くしたい性格なので、この語りたい部分を取捨選択するというのが最初は難しかったのですが、次第に慣れてきたわけですね。


そうなると、もう今年度なんて顕著でしたが、勉強しているものが数学しかないので数学のことばかり書いてあるブログとなりました。

しかし前述のように、学んだことを記事にするという、私の知的好奇心による活動には大変な価値があると考えていますので、
数学は特に知的好奇心の対象となっていましたから、今年度はそれまで培ってきた記事執筆のスキルと知的活動の集大成であり、勢いでは昔に劣りますが、ある意味では今年度が黄金時代だったとも言えますね。




というわけで、6年間とおして、小学生のころを含めればもっと長い期間ですが、私を学問へと誘い続けたものは“知的好奇心”というものであったわけです。

当ブログで公開した記事やソフトウェアなどは、知的好奇心に基づいた活動の成果、もっと言えば私の知的好奇心の化身であります。
6年間の知的活動は、ほとんどが記事やソフトウェアで形になっています。


当ブログは、このひとりの少年(私のことです)の知識欲にあふれる情熱でアツアツであり、この軌跡がブログとして記録に残り、閲覧者の方々に発信できたのは、非常に価値のあることだと思っています。

当ブログの更新終了後、当ブログは私の宝となるでしょう。
過去の栄光にすがるのも、なんだかなぁという感じはありますが、正直、今後サイバー少年としてやってきた活動(特に初期)を超えるモチベーションや勢いを出せる自信は無いですね。

大人になると、色々なことをやらないといけないので、ひとつのことに情熱を捧ぐことが難しいんですよね。
たまに、それが出来る大人がいて魅力的に映りますが、そういう人は少ないと思います。

そういう意味で子供と知的好奇心を足し算すると、過去の私のように、とんでもないものが出来上がってしまうということです。

過去の自分に憧れますね…。
まあ言っても、まだ若いので、張り切ってやっていく気力は残っているとは思いますけどね。

興味の対象と上手く合致させることが大事です。

知的好奇心というものは、それほどエネルギーに満ち溢れた存在であり、それと共に過ごした私の6年間でした。

tag: ブログ「サイバー少年」 周年 自分史 勉強 数学 自作ソフト 目標 世間 サルでもわかる小遣い帳 終活

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